すぐにまとまったお金を用意しなくてはならない状況では資金調達の方法の選択肢として消費者金融での借り入れがあります。
無担保、無保証で大手消費者金融などでは申し込んだその日に融資を受けることが出来る即日融資を行っている所もあり、借り入れ方法もコンビニのATMなどで24時間行なうことが出来るのでとても便利です。
とは言っても消費者金融でお金を借りる為には審査を受け、審査に通らなければカードを持つことが出来ないのでキャッシングをすることは出来ません。
毎月安定した収入のある20歳以上65歳未満であれば多くの消費者金融で貸付条件をクリアすることができカードを発行してもらえるのですが、すでに他社から借り入れを行っていて年収の1/3を超えてしまっている場合、半年以内に他社の返済を延滞した場合、過去に多重債務などに陥り自己破産などの債務整理をして金融事故を起こしてしまっている場合などは安定した収入があっても審査に通ることは出来ないと思ってよいでしょう。
なぜかと言うとこういった記録は個人信用情報機関と言われる所に全て記録されており、この記録を元に消費者金融などは審査を行い、融資が可能かどうかの判断をしているからです。滞納や金融事故に関してはブラックリストに入っていると考えてよいでしょう。
またお金を用意しなければならないことから焦ってしまい複数の消費者金融に一度に申し込みをするのも審査に落ちてしまう原因となってしまいます。申し込みをした履歴も個人信用情報機関に記録されており、一度に複数の申し込みを行なうことで審査をする側である消費者金融にお金に困っているという印象を与えてしまうからです。これを申し込みブラックと言います。
では過去に金融事故を起こしたり、延滞をしたことがある人、申し込みブラックに陥っているひとはお金を借りることは出来ないのでしょうか？実際にお金が必要になり申し込みをしたが全て審査落ちしたという人もいて悩んでいるのではないでしょうか。
結論から言うと、過去に金融事故を起こしたことがある人は銀行や大手消費者金融での借り入れは諦めた方がよいでしょう。個人信用情報機関の記録は数年経てば消えるとも言われているのですが何年経てば消えるのかという明確な数字はありませんし、個人の状況によっても変わってきます。延滞をしたことがある場合は最低でも半年は延滞の記録が残るので期間を開ければ銀行や大手消費者金融でも審査に通る可能性はあります。
申し込みブラックの場合も申し込みの履歴は最低半年保管されているので期間を開ければ通る可能性があります。
とは言ってもすぐに必要に場合は半年から１年なんて待つ余裕はなく、金融事故ともなればいつになるかわからないなんていう状況では困り果ててしまいます。
そこでこういった状況に陥っても借りられる可能性があるのが中小の消費者金融です。
大手消費者金融とは違った独自の審査基準を設けており、実際に過去に自己破産などの債務整理をしている人でも借りることが出来たという話も多くあります。
大手消費者金融では断られてしまう様な状況でも相談することで借りることが出来る可能性もあります。
中小の消費者金融の場合はあまり名前を聞いたことがないこともあり、ヤミ金では？と不安になる人もいるでしょう。
ですが都道府県や金融庁できちんと貸金業登録を行っている業者であり、大手消費者金融が全国クラスの貸金業とすれば中小は街の金融会社となります。